わが心はモアブのために叫び呼ばわる。 その落人はゾアルおよび エグラテ・シリシヤにのがれ、 泣きながらルヒテの坂をのぼり、 ホロナイムの道で滅びの叫びをあげる。
彼らは泣きながらルヒテの坂を登る。 彼らはホロナイムの下り坂で、 『滅亡』の叫びを聞いたからだ。
破壊に次ぐに破壊があり、 全地は荒され、 わたしの天幕はにわかに破られ、 わたしの幕はたちまち破られた。
悪をつかわされるようにとは、 わたしはたって求めませんでした。 また災の日を願わなかったのを、 あなたはごぞんじです。 わたしのくちびるから出たことは、み前にあります。
もしあなたがたが聞かないならば、 わたしの魂はひそかな所で、 あなたがたの高ぶりのために悲しむ。 また主の群れが、かすめられたために、 わたしの目はいたく泣いて、涙を流すのである。
山のために泣き叫び、野の牧場のために悲しめ。 これらは荒れすたれて、通り過ぎる人もない。 ここには牛、羊の鳴く声も聞えず、 空の鳥も獣も皆逃げ去った。
万軍の神、主は幻の谷に 騒ぎと、踏みにじりと、混乱の日をこさせられる。 城壁はくずれ落ち、叫び声は山に聞える。
しかし今、主は語って言われる、「モアブの栄えはその大いなる群衆にもかかわらず、雇人の年期とひとしく三年のうちに、はずかしめを受け、残れる者はまことに少なく、力がない」。
ダビデはオリブ山の坂道を登ったが、登る時に泣き、その頭をおおい、はだしで行った。彼と共にいる民もみな頭をおおって登り、泣きながら登った。
国中みな大声で泣いた。民はみな進んだ。王もまたキデロンの谷を渡って進み、民は皆進んで荒野の方に向かった。
急いでそこへのがれなさい。あなたがそこに着くまでは、わたしは何事もすることができません」。これによって、その町の名はゾアルと呼ばれた。
これらの王はソドムの王ベラ、ゴモラの王ビルシャ、アデマの王シナブ、ゼボイムの王セメベル、およびベラすなわちゾアルの王と戦った。
ロトが目を上げてヨルダンの低地をあまねく見わたすと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる前であったから、ゾアルまで主の園のように、またエジプトの地のように、すみずみまでよく潤っていた。
モアブよ、お前はわざわいなるかな、 ケモシの民よ、お前は滅ぼされるであろう。 彼は、むすこらを逃げ去らせ、 娘らをアモリびとの王シホンの捕虜とならせた。
彼らの足は悪に走り、 罪のない血を流すことに速い。 彼らの思いは不義の思いであり、 荒廃と滅亡とがその道にある。
ああ、わがはらわたよ、わがはらわたよ、 わたしは苦しみにもだえる。 ああ、わが心臓の壁よ、 わたしの心臓は、はげしく鼓動する。 わたしは沈黙を守ることができない、 ラッパの声と、戦いの叫びを聞くからである。
ホロナイムから叫び声が聞える、 『荒廃と大いなる滅亡だ』という。
バビロンが取られたとの声によって地は震い、その叫びは国々のうちに聞える」。